京都 花脊(はなせ)リゾート 山村都市交流の森

スタッフブログ

松上げ

2015/08/16

8月15日に山村都市交流の森のすぐ側の川原において地域の伝統行事「松上げ」が開催されました。

若狭街道沿いの村々に伝わる火祭り「松上げ」。五穀豊穣と火伏を祈る愛宕信仰のお祭りです。

高さ20メートルの燈籠木(トロギ)の上に直径約2メートルの大笠を取り付け、大笠めがけて火の点いた松明(上げ松)をほうり上げる勇壮な火祭りです。

約1000本の松明(地松)の灯りに照らし出される燈籠木や、放り上げた上松が雨のように落ちてくる様など本当に美しいお祭りです。

大笠が燃え落ちる直前にトロギが倒されると、周辺に地響きがし、お祭りは最高潮に達します。

何度見ても飽きない素晴らしいお祭りですが、8時30分から行われる本番だけではなく、準備の時から見ると、より一層松上げが楽しめることと思います。

花背地域は過疎高齢化が深刻で、地域住民だけでお祭りを運営することが難しくなっています。

この日だけは都会に出た息子や孫の世代が帰郷し、地域の者と力を合わせ、壮大なお祭りの準備を行っています。

地域の住民・かつては花背に住んでいた者・花背に住んだことのない者が一体となり一つのお祭りを作り上げています。

「松上げ」あっての花背であるということが肌で感じられる一日でした。

すでにご覧になった方も、是非、朝から行われる準備作業もご覧になってください。


松上げが終わると花背には秋の気配が漂ってきます。

花背の短い夏が終わる前に、是非交流の森へ遊びに来てくださいね。