寒波の後の楽しい分水嶺見まわり

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暖冬モードのなかでの強烈寒波でしたが、分水嶺ウォーカーの皆さんはいかがでしたか。

直前になっての予報で想定以上って感じで大変でしたね。

北山にも待望の雪が降りましたが、今日はその様子を見がてら百井峠から杉峠、花背峠を経て天狗杉をまわってきました。

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百井の雪景色を見て予想より少ないので、スノーシューを付けずツボ足で百井峠からスタートしましたが、20センチから30センチといったところでしょうか。

低温続きだったので北山では珍しくパウダースノーで足取りも軽く赤白鉄塔のある杉峠山へ到着し、鉄塔の周囲を一周しながら京都市街や比良山系はおいといて北山の峰々を見ることにしましょう。

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西隣が天ヶ岳から比叡山、東隣は天狗杉から桟敷ヶ岳や愛宕山、すぐ北側には滝谷山、皆子山、雲取山が並んで、雪をまとっていていつも以上に壮観です。

北側の山は一面雪が積もっていて、ここよりも雪が多いようでスノーシューが楽しめそうです。

気持ちよく歩けたので、昼食は天狗杉で京都市街を眺めながらゆったりとでき、百井別れから百井峠へはピーク723を越えてゆきました。

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雪の三谷峠へ

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この峠道は鴨川支流高野川源流の小出石から安曇川源流のヒノコをつなぐものです。

昨年の百井峠から三谷峠への例会で天ヶ森を越えヒノコへ下りましたので、待望の雪が降った昨日は国道367号の途中峠(山城越)から府県境の尾根を西下立山へ登り分水嶺伝いに三谷峠へ出て小出石側へ下ってみました。

 

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古い峠道で昔から皆子山への登路として山慣れた人もこの峠を越えて皆子谷コースへ向かいますが、三谷の長い林道歩きもあって今では訪れる人は多くはありません。

また途中越は比叡山系の北端にあたり、ここから宮メズラ山、大尾山(梶山)、水井山、横高山を経て比叡山へ北山分水嶺は続きます。

 

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西下立山は標高812mで北山の西のゲートマウンテンにふさわしく、途中峠からの府県境ルートはふみあとをたどりながらで登りがいがあります。

山頂で花折峠から三谷峠への道と合流し、木立ごしに見える皆子山は雄大で、振り返ると琵琶湖が眼下に望めます。

掘れた立派な道を伝って三谷峠へ出ると小出石側が開けて、ひと息入れた後は伐採された斜面をジグザグに下ります。

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谷道は大水で洗い流されて所々で不明瞭になりますが、作った人の気持ちになって見通すと対岸に道があったりしますからノープロブレムで、だんだんと谷が深くなり高巻き道を下ると林道へ出て、後は三谷口へひたすら歩を進めるだけです。

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三谷峠・西下立山は比叡、比良との接点となるエリアだけに、北山分水嶺歩きも世界が広がってゆくようで格別なものがあります。

雪は降らずスノーシューは冬山歩きに

北山ではほとんど雪は降らずスノーシューは断念し、ぜひという人向けにとっておきの冬山歩きを。

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わずかながら雪が残る桑谷山へ久多峠から登り、西尾根からアスナロの森を下る。

予想以上に好天で大展望を楽しみながら東峰を経て三角点頂上へ。

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足並みもそろって早く着いたので昼食は西尾根展望ポイントで食べたが、日差しを受けて風もなく温かく、ゆったりとしたひと時をすごすことができた。

予報では低気圧接近で下り坂とのことで重い腰を上げ、とっておきのあすなろの森へ。

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大木の一本一本に立ち寄りながら進むが、皆さん予想以上の迫力だったようで何よりだった。

下山が予定より早かったこともあり、天神橋から車道を能見の里めぐりもして能見口まで踏破。

お疲れさまでした。

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桑谷山北斜面を見まわり

 

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分水嶺ウォーカーにとって北山はどの山も北斜面が特に魅力的です。

日があたりにくいことから植林地が少なく、ブナ混生林の森が残っていることが多いからです。

また冬のこの時期など同じ理由で雪が融けにくく、南斜面に比べて遅くまで残ることになります。

ということで北山核心5地区最北の久多へ雪の様子を見に行ってきました。

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三国岳方面の滝谷林道北斜面や鎌倉山北斜面の上半分は朝の雪が樹氷となって白く見えますが積雪はほとんど無しで、それではと標高653mの久多峠(能見峠)へ移動し桑谷山へ。

最初の鉄塔手前からうっすらと雪が積もり素晴らしい樹氷と周囲の山の雪景色は素晴らしいものでしたが、登っても登っても積雪は大して増えることはありませんでした。

さすがの北斜面も、今シーズンの暖冬にはお手上げです。

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山頂から西尾根を進み絶景ポイントで早い昼食としましたが、樹氷越しに北山南部の山並が広がるのですが雪なしです。

この先から北へ派生するアスナロの森尾根へ今日は下り、フカンド谷から久多峠(能見峠)の旧道を探し出し峠へ戻りました。

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アスナロは北山北部に多いのですがこの尾根では大木となって森を作っていて圧巻で、新年にふさわしく新たな気持ちにしてくれていいものでした。

峠道旧道能見側は初めてで下半分は山抜けで無くなっていてけものみちを使いましたが、ここにもアスナロ、ヒノキなどの大木が残っていて味わい深い古道を楽しむことができました。

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雪はわずかでしたが、久多広河原花背の境に聳える桑谷山は歩けばあちらこちらにいいものが残されていて、まさに宝の山です。

 

北山分水嶺の新春は鞍馬山から

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分水嶺ウォーカーの皆さん、明けましておめでとうございます。

北山分水嶺見まわりは鞍馬山からスタートです。

この山は鞍馬尾根を経て分水嶺の旧花背峠へつながることから北山分水嶺のゲートマウンテンといえるでしょう。

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例会で扶桑橋経塚からの尾根急登が厳しかったので、さっそく南側の尾根に別ルート開拓です。

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鞍馬山山頂経塚で今年も安全登山ができるよう祈った後は、北上して奥鞍馬山というべき634ピークを越えて絶景ポイントで昼食を取りました。

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杉峠山の赤白鉄塔を中心に、左に花背峠天狗杉、右に百井峠天ヶ岳と続く山並がいつみても圧巻で、天ヶ森、大尾山、比叡山の山並みもいいものです。

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鞍馬尾根をさらに北上しピーク674の先まで行き、素晴らしい自然林が残る貴船川支流ユヤガ谷の源頭をけものみちを伝ってひとまわりした後は、674から古道橋と扶桑橋の中間へ下るエスケイプルートの整備です。

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尾根伝いに進むと大きなモミの木があって、ここから南寄りに下ると山仕事道へ出て滝上部へ到着で、以前は主尾根を伝って滝下部へ下っていましたが杉林の急斜面で歩きにくかったので今後は滝ルートとなります。

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滝は大きなものではありませんが、北山にふさわしく黒いチャートや堆積岩の地層の上を流れ落ちる様子を向いの大岩の上から下から眺めるのはいいものです。

例会のスタートは17日(日)三本杉からダイレクトコースでこもれびの森へスノーシュー、だれでもできて歓声が上がるほど楽しいスノーシューウォークですからぜひ多くのご参加を。もちろんレンタルOKです。