雨の天狗峠区間

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予報よりも早く登り始めから雨となり、猛暑対策で谷ルートの準備をしていましたが尾根ルートを登ることに。

足元が悪い中を中央分水嶺伝いに天狗峠へ進みましたが、雨も次第に止んできて霧の原生林は素晴らしいものでした。

憧れの頂上だけに着くと皆さんの顔に笑みが浮かびます。

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ブナ林で分水嶺弁当を開きましたが、今日は久多猪鹿村特製でボリュームたっぷり。

中央分水嶺は風が吹き抜けて寒いくらいで、旧い峠道をたどって足早にピーク927へ。

ここから三軒家奥へ延びる尾根は北山比良の大展望が魅力ですが、あいにくの天気で何も見えず黙々と進みます。

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そして最後のピークでは視界不良もあって下りる尾根確認に手間取り、降り立った長治谷林道ではヒル登場。

皆さん、大変お疲れさまでした。

自然豊かな久多の山はなかかな手ごわいものがありますが、今後さらにルート整備に励み快適に歩いていただけるよう努めてゆきますので、今後ともよろしくお付き合い下さい。

次回例会は9月4日(日)花背峠から大見尾根を経て交流の森へ。

北山分水嶺歩き入門コースで、これから山歩きを始める人はぜひご参加を。

すでに歩いた人も、二度三度と繰り返し歩くにふさわしい手軽で味わい深いコースです。

 

天狗峠区間、スタッフでプレウォーク

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馬尾滝から天狗峠周辺は久多のとっておきの場所であり、スキルアップを兼ねて下見してきました。

滝谷左岸尾根が中央分水嶺へ上がる一般的なルートですが、昨日は滝谷右股の谷道を探査。

猛暑の時は涼しい谷道にかぎります。

この谷は大きな滝もなく炭焼き窯跡がいくつも残り、源頭まで無理なく進むことができます。

そして左の緩斜面から中央分水嶺天狗峠分岐の峰へ出て、峠山を往復します。

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立派なブナ林で昼食を取った後はピーク927をめざしますが、涼風が滝谷側から吹き抜けて快適。

ナナカマドの実も赤くなり秋の気配です。

久多峠への道を見送って三軒家へ延びる大きな尾根を進みます。

北山比良の大パノラマが随所に広がり、しっかりと山仕事道も残っていて北山でも珍しい稜線歩きが楽しめるところです。

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時間が限られていたので三軒家ではなく滝谷馬尾滝へのルートを下りました。

三軒家へは緩い尾根道ですが、こちらは急斜面を立木につかまっての山慣れた人向けのルートです。

安全確保をしながらの下りは、例会ではこうしたルートは使いませんが万が一の際のトレーニングにぴったりです。

それでは日曜日28日にお会いしましょう。

 

 

八丁平は秋の気配

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二の谷管理舎から崩落した谷の右岸尾根のう回路を通ってフジ谷峠へ。

八丁平へ直接行かず、湿原の水が流れ出る江賀谷左股を渡りピーク914へ立ち寄ります。

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峰床山ばかりか八丁平のまわりには登りがいのあるピークがいくつもありますが、ここは展望がよく山好きの人がひそかに通うピーク。

比良武奈ヶ岳と鎌倉山南のピーク950の間に白山が望めるというベストアングルで、さすがに好天でも今回は霞んで見えませんでしたが、晩秋から早春にははっきりと見え感動的です。

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尾根伝いに中村乗越経由で八丁平へ入りますが、湿原ばかりか周囲の森も立派です。

まさにブナ混生林の北山の原風景を彷彿とさせてくれます。

モミ、クリ、ホオノキ、トチノキの大木が次々と登場し心が和みます。

この時期はクリとトチノキが大きな実を沢山付けていて壮観。

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クラガリ谷出合からフノ坂分岐へ木道を進み、湿原を見渡す丘の上で憩うのはここならではのもので、平日でだれもいない八丁平は特に素晴らしいものです。

今年は台風や集中豪雨もなく、湿原や森もきれいで道も歩きやすい状態が続いています。

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例会では秋の盛りの10月30日にこのコースを歩きます。

また次回例会8月28日(日)は滝谷から天狗峠へ登り経ケ岳から三軒家へ下る、久多エリアとっておきのコースですので多くのご参加を。

大悲山より残暑お見舞い申し上げます!

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猛暑の中でも見まわりは続きます。

北山は1000mたらずの山並ですが、京都市街や私の住む湖西の湖畔とはちがって山は涼しくて快適です。

今日は奥寺谷から大悲山へ行ってきました。

門前には涼を求めてタクシーも来ていて、知る人ぞ知る夏のとっておきの場所です。

南側に八桝尾根があって寺谷川の清流が流れていて、特にこの谷は涼しいようです。

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寺谷林道から美しい川床を見ながら進むとナメラ谷分岐を経て奥寺谷です。

かの昔高貴な人が住んでいたという言い伝えがあり、久多から寺谷峠を越えて運ばれた炭の中継地点でもあったようです。

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ここから東尾根に取りつき大悲山をめざします。

期待した旧い山道跡はなかったものの、植林の境界は歩きやすく大悲山山頂ピーク741へは思いのほか早く到着しました。

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稜線伝いに進みこもれびの森チセロ山や皆子山、大見尾根、雲取山の山並を眺めた後は、涼風が吹き抜ける場所をみつけて楽しい昼食です。

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食べていると空がにわかに暗くなってきて、このところ激しい夕立が多いのでコースを変更して早々に峰定寺駐車場めざして南尾根を下ります。

せっかくなので途中でモミやスギの大木を見ながら進みましたがヒヤヒヤもので、案の定下山してしばらくで大粒の雨が落ち始め、今日は滑り込みセーフでやれやれです。

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大悲山は道が細く読図力が不可欠ですが、不安定な時期には観天望気も大いに必要のようです。

 

 

暑さをよそに尾越アラ谷から俵坂山へ

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アラ谷は尾越の下流側の谷ですが山田跡が残る深い谷です。

山道が残っていてこれを伝って進むと二俣となり左股へ道は延びていますが、今日は右股へ入ります。

こちらも細い道跡が断続的に続き、快適に歩を進めることができます。

植林地から自然林となり、いつもながら北山の谷の源頭は水源の森にふさわしくいいものです。

水の生まれる場所を過ぎて斜面を登ると、難なく稜線の林道へ出ます。

チセロ山から峰床山へ向かう時に出合う林道です。

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アラ谷踏破の次は俵坂峠の南側のピーク840から峠道までの尾根ルート探査です。

峠道は急な北東斜面を巻きますが冬の積雪のある時など避けたいところで、尾根は自然林で傾斜もまずまずで快適に歩くことができました。

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帰路は二の谷休憩舎への尾根道を取り、二の谷へ下らず尾根をそのまま進んで自然林のアラ谷左岸を下ってみました。

この尾根はけものみちもありませんでしたが珍しく末端まで傾斜が一定で、楽々と谷入口の大きなモミの木へソフトランディング。

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谷の清流、水源の森の憩い、尾根の涼風と、北山は猛暑知らずでした。

涼風が吹き抜ける大悲山周辺へ

 

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見まわりは花背の日ということで大悲山峰定寺駐車場から古道峠から三本杉歩道あたりの森をひとまわりしてきました。

古道峠への旧い道が通る坂ノ谷の右岸尾根から登り、八桝尾根散策道を進み三本檜から三本杉の谷源頭部をトラバースするケモノ道をたどって三本杉歩道へ出て、三本杉へ下りずそのまま尾根を林道分岐へ出ました。

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この源頭部は自然林が残る貴重な場所で水源涵養保安林に指定されていますが、沢筋にはトチノキ、尾根斜面にはブナ、ミズナラやモミの大木があって素晴らしいところです。

険しい斜面を巻いて細いもののしっかりとしたケモノ道が続いているのも感動的です。

植林の多い山域ですが、こうした沢の源頭部や尾根筋にしっかりと自然林が残されているのは北山の大きな魅力です。

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また大悲山峰定寺本堂を正面から望むことができる場所を探すのが今回の森歩きのもうひとつの目的だったのですが、一か所いい場所がありました。

自然林の木立の切れ間から見る懸崖造りの本堂は、まさに遥拝にふさわしいものでした。

八桝尾根散策道から遠くない場所で、例会で通る時はご案内したいと思いますのでお楽しみに。

これで大悲山参詣道めぐりの北山分水嶺歩きバージョン、ルート確定です。

大見尾根、猿橋峠を越え西南尾根からチセロ山へ登り、こもれびの森の憩いの後でこの遥拝ポイントを経て古道峠から坂ノ谷道を下って仁王門へという道順となります。

猿橋峠から大悲山仁王門までだとちょうど一日コースとなり、来年の例会で取り上げたいと考えています。

これに鞍馬から花背峠、杉峠旧道から猿橋峠の分水嶺歩きをあわせると大悲山参詣道をすべて歩くことになりますから、興味のある方はお見逃しなく。