見まわり納めは久多町居越古道

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安曇川本流と葛川梅ノ木で分かれるのが奥山川、川合で針畑川を分けると久多川となります。

久多から葛川梅ノ木の車道はおおむね左岸に付けられていますが、車道のない時代には右岸に古道があって梅ノ木の上流側町居へ抜けていました。

右岸尾根は鎌倉山から高童山へ続いていて山慣れた人には素晴らしい尾根歩きが楽しめますが、奥山川斜面は急峻でここに古道があったとは驚きで昔の人の道普請や脚力には脱帽です。

所々に植林地があり古道はこれらの際にあったと予想されることから、まず府県界尾根や針畑大橋への尾根にある山道跡を無理なく歩けるようにしてここから順々に見まわりがてら探索しています。

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最大の難関は特に険しい二つの岩谷がある針畑大橋と梅ノ木坂尻橋との間で、昨日は坂尻橋から町居からの古道へ出てこれを伝って上流へ向かいました。

一つ目の谷は大岩を見事に巻くルートをけものが使っていて無事通過できましたが、二つ目の左岸側は上から下まで岩壁が続いていてけものみちも間の小尾根を登っていてそれに従わざるをえませんでした。

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小尾根から岩谷上部を横切るルートが見つからないまま稜線へ出てしまい昨日の探査終了で、高童山山頂へ立った後は東尾根の細い山道をたどって坂尻橋へ下りました。

昔の人を想いながらの古道歩きは北山ならではのものでいいものです。

久多からの町居越探索は来年も続きますが、例会では安全快適な府県境尾根から高童山を歩いていただきたいと考えています。

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それでは北山分水嶺ウォーカーのみなさん、よいお年をお迎えください。

 

佐々里峠下からピーク860へ

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先の例会でも雪のなかを歩いていただきましたが、その北の広河原佐々里峠へ積雪の様子を見に行ってきました。

往路は久多から久多峠を越え、復路は花背峠まわりです。

数日穏やかな日が続き、道路の雪は久多峠以外は融けていましたが、山の上は30センチから40センチはあってツボ足ではつらいものがありました。

久多峠旧道は谷道で積雪期は右岸の小尾根を通るのですが末端が急斜面ということでルート探しです。

峠道滝場を上がったところから登ると難なく小尾根へ出ることができ、稜線へ出てピーク860をめざしました。

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ここで八丁山の雄姿を眺めながら昼食を取り、雪が多いので品谷山往復はやめてダンノ峠方面へ向かいます。

ピーク860からダンノ峠間のエスケイプルート佐々里峠下への尾根の末端も急斜面ということでこちらもルート改善すべく、時間を取ってじっくりと下ります。

シカが走り回っていましたが、彼らの足跡は上り下りしている尾根の隣の峠下側の尾根に付いているのでそれに従って下ると素晴らしい大杉とも出会え、末端も急斜面とならず峠旧道のある谷へソフトランディングです。

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彼らは尾根に寝泊まりし、沢へ水を飲みに下りますからいいルートを知っているんですね。

これで登りも下りも課題は一件落着です。

広河原はバスもあり、佐々里峠旧道や右岸尾根そして左岸尾根も無理なく雪山が楽しめる場所で、機会があればスノーシューの例会を行いたいと考えています。

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今年のフィナーレにふさわしい例会!

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今日は井ノ口山区間、薄っすらと雪が積もり冬型の気圧配置で危ぶまれましたが参加の方々は元気いっぱい。

スノーシューで道づくりをして頑張ってもらい、見事伏条台杉を経て井ノ口山山頂へ立つことができました。

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皆さん、いい表情です。

山頂で昼食は冷たい風が吹き抜け林道へ下りてからとなりましたが、登った山を見ながらで気分は爽快です。

分水嶺弁当を食べ元気が出たところでこがらしをものともせずピーク693を越えて鍋谷峠へ。

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ここからは冷たい風もあたらず余裕で峠道を下ります。

下った後は原地の神社へ、今年一年の無事を感謝し来年の飛躍をみんなで祈ります。

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来年も北山分水嶺ウォーカーのみなさん、どうぞよろしく。

寒さに負けず百井見まわり

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今年は寒い日が続きます。

今日は大見川右岸尾根、前回の例会でも説明させてもらいましたが安曇川源流域は北山でも自然が残る場所ですが、その核心はこの尾根です。

百井川陸地谷と大見川に挟まれた尾根はほとんどが自然林です。

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その真ん中に聳えるのがピーク822、滝谷山、天ヶ森、皆子山など四周の山が望めるのですが峰床山方面の展望が特に素晴らしくいつ訪れても飽きることはありません。

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このピークには尾根道、谷道、山道をけものたちがしっかり歩いてくれているおかげでいろんなルートから登れるのですが、どこから登ってもいい山です。

杉林北山のイメージも一新で、昔はどこもこうだったんだろうと納得の自然北山です。

ピーク822をひとまわりした後は尾根末端のピーク759へ向かいます。

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こちらは高原状の地形で、一角には炭焼窯跡もあって比良蓬莱山も木立越しに望めて心和む場所です。

皆子山スルーのスタート地点ヒノコ奥へ下るルートが急斜面で、今日はその横の小尾根を下ってみましたが、カヤが茂っているもののそれを持ちながら問題なく橋のヒノコ側へ降り立つことができました。

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今日は気温が上がらず地面は凍ったままでとても寒い一日でしたが、日差しに舞い落ちる小雪が輝いてきれいなものでした。

例会でも来年にはいい季節に取り上げたいと考えていますので、お楽しみに。

それでは今週日曜の例会井ノ口山区間でお会いしましょう。

古道橋ワンデリング

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花脊峠へ向かって扶桑橋と峠下の間に古道橋というバス停があります。

鞍馬尾根からのエスケイプルートを拓いていますが、今回の見まわりは古道探査です。

その前に絶景ポイントの二つの峰、古道峠の北側の峰と旧花脊峠西側の送電線鉄塔ピークをめぐり、ついでに作業道工事で多くの人に親しまれている尾根道があちこちで寸断された寺山を往復した後で古道を下ってみました。

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掘れた道形がしっかりと残りイワヒメワラビを蹴散らしながら進むと、道は緩い谷間を美しいカーブを描いて続き、途中には炭焼き窯跡もあって時間が止まったままのような素晴らしい古道風景です。

大きな沢へ降り立つ直前には水場と思われる湧水もあって、倒木を片付けて飲んでみると美味で至れり尽くせりです。

峠下からの旧花脊峠の道が整備されて使われなくなったのでしょうか、それにしてもこちらはよく昔のままの姿で残されたものです。

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来年の例会で取り上げて、分水嶺ウォーカーのみなさんにも古道歩きを楽しんでいただきたいものです。

長い滝谷山区間を見事踏破!

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天気も良く元気な方々が集い、花脊峠から猿橋峠の北山分水嶺滝谷山区間を快適快調に歩くことができました。

それも交流の森センターまで予定時間通りですから素晴らしいことです。

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大見尾根の林道歩きは最小限にして両脇の尾根を歩き、さらに杉峠からは電波塔ピークまで往復し京都市街の展望を楽しみ、猿橋峠からは大悲山参詣道古道があったといわれている小谷を下るというプラスアルファ付きです。

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空気も澄んで北山の東西南北の展望もいつになく素晴らしいものでした。

おつかれさまでした。

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次回12月17日は2017年ラストの例会大杉の分水嶺井ノ口山区間、この調子で一年を締めくくりたいものです。

多くのご参加を。