新緑の大杉の森へ

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峰床山西尾根の大杉の森は山村都市交流の森の外縁にあたり、北山分水嶺クラブが道の整備中に見つけた素晴らしい森。

広い尾根や緩い斜面にはブナ・ミズナラ・クリなどの森が広がり、あちこちに個性を競い合うかのようにスギ大木が並び立っていて壮観です。

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幹が一本立ちしたもの、台杉風のもの、株立ちしたものと一本一本のカタチのちがいが興味深く、けものみちを伝って巡り歩くのは至福のひと時。

平安京の昔から林業の盛んであった北山にあって、山主さんは自然とのバランスを図るべくこうした尾根筋は植林せず残してきたことで今に伝えられていることをここで私たちは知ることができます。

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北山は気候の移行帯にあたり、ブナ、ミズナラ、アシウスギの混生林は全国的にみてもこのあたりならではの貴重な森といわれています。

屋久島、南アルプス、白山、黒部川源流域、和賀山塊、白神山地、大雪山などの森歩きが注目されていますが、隣接する芦生や湖西を含めた北山の森はそれに匹敵する存在であり、さらに1200年の古都を育んできた森というはここならではのもの。

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自然への負荷を最小限にした細道の見まわりを交流の森スタッフの方々と行い、これで次回例会7/5(日)大杉の森から峰床山の準備は万全、興味のある方はぜひご一緒しましょう。新緑の頃の自然境は迫力満点で見ものです。

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新緑の八丁平

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水曜は北山分水嶺見まわり、今日は百井から大見尾越を経て二ノ谷から新緑の八丁平へ。

高層湿原ばかりかその周囲もブナ混生林が残されていて森としても北山では抜き出た存在で歩きまわるのは楽しい。

二ノ谷は市有林管理舎があり、八丁平へ最も手軽に入ることができる登山口であり、フノ坂、俵坂峠、フジタニ峠の3つのルートがあったが、フジタニ峠は近年大雨によって大規模の山崩れがあり通行不能が続いている。

森を彷徨い湿原を俯瞰するのはここならではのもので、八丁平をめぐる尾根を歩いてひとまわりするのは楽しいものであるが、東端のこの峠道はひとまわりに欠かせないものであり、これに代わる左岸尾根を今日は登る。

府県境の稜線へ出て北上し、八丁平から流れ出る江賀谷源流を渡り登り返すとピーク914であり、この先は中村乗越、ピーク930、オグロ坂となり、これで半周ということに。

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今日は湿原脇の歩道の様子も見たいので、残りは後日ということでトチノキの森へ立ち寄り湿原西側をまわりフノ坂を下ったが、クリの木が多いブナ混生林と高層湿原を合わせて楽しむことができた。

新緑とあわせてヤマボウシをはじめ多くの木の花が咲き誇り、それは味わい深いものであった。DSC05305

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こうした八丁平の歩き方も例会で取り上げてゆきたいと思いますので、楽しみにしておいて下さい。

今週末は久多峠から桑谷山へ登り寺谷峠への分水嶺歩きですが、桑谷山山頂近くの北山西部展望ポイント初披露ですので、昨年歩いた方もぜひ見に来てください。

 

 

登る頃には雨も上がり快適に桑谷山区間踏破!

予報通り早朝激しい雨と雷。

週末は全国的に大荒れの天気という予報がテレビなどでくり返されたこともあってかキャンセルが多く出た。

基本的なデータを見た人はああ朝方と午後に雨雲が通過すると読んで参加されたが、取りやめた人にはもったいない話。

多くの情報が入手できる時代でもあり、登山をする人は人任せにせず自らの気象力を高めて総合的に判断したいもの。

実際今日はまったく登山には支障がなく、存分に自然豊かな桑谷山区間を楽しむことができた。

雨上りの山や森は言葉では言い尽くせないほど素晴らしいもので、桑谷山山頂から今年初披露の秘密の北山西部の展望ポイントを楽しんでもらって、ここで早めの昼食。

吊尾根では北山北部、東峰でも北山南部東部の展望を楽しんでもらった後、寺谷峠へ向かう途中で雨が降り出したがすぐに止んでペースダウンすることなく踏破することができた。

この時期の雨は雨具さえ用意すれば体が冷えることもなく、新緑が濡れてことのほか美しい森を楽しむことができる。

高い山は別として北山では雨はそうそう悪いものではなく、北山分水嶺クラブは警報が出ないかぎり雨天決行。

次回は分水嶺クラブが見つけた素晴らしい大杉の森(写真最後から2番目)から峰床山へ行きますので、多くのご参加を。

 

見まわりは久多の絶景峰へ

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次回例会6/21(日の)桑谷山は北山分水嶺きっての展望の山ですが、その北東にある無名峰909ピークも劣らず素晴らしく、久多の下流側入口今道峠から今日登ってみました。

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この尾根は久多の下の町上の町宮の町と川合町を分けていて、モミやマツの太い木が多い鬱蒼とした二

次林で、ケモノ道を無理なくたどることができました。

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ぐんぐん登ると府県境尾根と合流し、さらに頑張ってピーク865を越えると2つ並ぶ送電線鉄塔へ到着で、一気に大パノラマが開けますが、ここからしか望めない次回の桑谷山を見て先を急ぎます。

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なぜかというとめざすピーク909山頂ではさらに雄大で、比良武奈ヶ岳・釣瓶岳から蓬莱山ばかりか峰床山、皆子山、桑谷山の北山分水嶺の山々も迫力満点で、惚れ惚れです。

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この山の素晴らしさは展望ばかりか山頂北側にある立派なブナ林で、ひとまわりした後は西尾根を上の町へ下りますが、ここにも大きなトチノキやらオオイワカガミの大群落が続き歩きがいがあります。

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下ったらもうひと仕事、車を置く今道峠までウォーキングですが、久多の里は長閑で歩きがいがあり水路伝いのとっておきコースは快適です。

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久多の山は奥が深く魅力的ですが手強い山が多く、今日のコースは整備が進めば比較的手軽であり、みなさんにもぜひ大展望を味わっていただきたいと考えています。

 

ヒノコから皆子山へ登り交流の森へ全員完歩!

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北山分水嶺歩き上級向という新コースにもかかわらず、定員を超えるチャレンジャーが集まり、関係者一同嬉しいやらびっくりで送迎車の手配など準備にてんやわんや。

お申し込みをいただきながらお断りぜざるを得なかった方々にはお詫びの言葉もありませんが、改善してゆきますので今後ともよろしくお願い致します。

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こうした状況に改めて京都府最高峰への関心の高さを知らされるが、百井ヒノコからピーク819へ登り東峰を経て都眺めの丘で分水嶺弁当を開いた後で皆子山山頂へ立ち、前坂峠からピーク800を越えて山村都市交流の森八桝川林道へというコースはこの山にふさわしく、参加者には期待以上の好印象だったようで足取りは軽やかで想定より1時間近くも早くゴールできた。

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山頂での恒例の記念写真もみなさんとてもいい表情であり、前坂峠にスタッフが苦労して配車したサポート車も全員完歩で用無し、というのはすごいことでパーティシップが登山の魅力のひとつと考えるリーダーダンジョ―的には何より嬉しいことでした。

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ともあれ今日の完歩により、皆子山と交流の森が見事につながったことが実証された訳で、北山分水嶺歩きにまたひとつ大きな魅力ができたといえるだろう。

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次回例会は6月21日(日)久多峠から桑谷山へ登り寺谷峠まで分水嶺を歩きますので、多くのご参加を。今年は桑谷山山頂近くの北山西部展望ポイントへも足を伸ばしたいと考えています。

 

能見口から尾根に取り付き光砥山ルートと合流

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見まわりは水曜だが、雨予報で今日都合をつけて行ってきた。

能見口は井ノ口山、桑谷山への山慣れた人向けだがルートがあって北山分水嶺の登山拠点。

光砥山や小野村割岳からこれまでは長いワサ谷林道を歩いていたが、大杉の森のあるその左岸尾根にルートを拓き林道歩きから解放され今年の例会ではこの新ルートを使う。

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元気であればさらにその尾根を南下しピーク737、686を経て能見口まで歩いてもらおうということで、能見口から北上してみた。

ピーク686あたりからして大杉の森が残こされていて、末端まで自然境のこの尾根の素晴らしさに脱帽。

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折々見える光砥山や桑谷山も迫力があっていいものだ。

帰りはワサ谷へ下る尾根頭の南隣の峰から能見のコウンド谷へ下る。

こちらもシカ道が続き折々光砥山も正面に見えて快適に林道のある谷へ降り立つことができた。

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北山は特に歩くたびに新しい発見があって興味は尽きない。

1200年の古都を育んできながら、こうした自然が残され伝えられてきたことはすごいことだ。

これで能見や広河原のまわりを完全に歩いたことになり、自然への負荷を最小限にであるが手を入れ歩きやすくして皆さんを迎える日が楽しみだ。

 

 

広河原能見町から桑谷山をひとまわり

 

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能見は静かな分水嶺の里で、見まわりのスタートは上流の高橋口橋の次の橋から尾根に取り付きます。

登るほどにアスナロが多くなり、やがて大木が並び立つ森が現れますがリーダーダンジョ―的には北山でいちばん立派なアスナロの森です。

スギよりヒノキ、ヒノキよりアスナロで、大木は迫力満点で、当然ここでいっぷくで見惚れてしまいます。

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急な尾根をぐんぐんと登ると稜線へ出て森の一角が空いた場所を見つけて、ここで昼食にします。

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先日登った光砥山南尾根が対岸に見えて、苦労して登ったコースだけに感慨深いものがあります。

山頂への道すがら新しいクマのカワハギがあちこちにあって、ちょっと緊張させられますが幸い現れることはありませんでした。

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西側の山並みを見た後で山頂に到着です。

桑谷山はあちこちで展望を楽しむことができますが山頂は森のなかなので早々に東峰へ向かい、途中で北側、着いてからは南側、東側の大パノラマを堪能。

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北山のど真ん中にあって、特に北山分水嶺歩き起点の花背峠方面は何度見ても見飽きることはありません。

シャクナゲの岩場を過ぎてピーク801の送電線鉄塔で登山道から外れて能見側の斜面を下ります。

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植林、自然林、植林の中を下ると谷の荒れた林道へ出て、200mほど進むと久多峠からの車道です。

このルートは未整備ですが、テープが要所に付けてあるので山慣れた人であれば無理なく登り降りすることができます。

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このコースは能見外縁ひとまわりの一部ですが、桑谷山の魅力を凝縮した素晴らしいものでまた例会にも取り上げたいと思いますのでお楽しみに。

すぐにでも歩いてみたい方は山友達を誘ってクラブ事務局へご相談いただくと、平日でしたら臨時例会は可能ですので、チャレンジを。

 

 

皆子山花背ルート整備

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京都市街の猛暑をよそに、涼風が吹き抜けて快適な北山分水嶺。

今日はこの分水嶺を越える皆子山花背ルートの整備を行う。

八桝川ちしょろ谷林道からピーク800を越えて前坂峠へという道順になるのだが、6月7日皆子山例会でも下山コースはこれを使う。

この区間はほとんどが自然林で、アスナロの密生する尾根末端がポイントであったが歩きやすくしたので、参加の方はお楽しみに。

京都府最高峰へ花背からというのは小野谷峠経由のルートがあるが距離が長く一般的ではなく、山村都市交流の森・北山分水嶺クラブで整備を進めているこのルートを使えば無理なく往復が可能となった。

例会以外でも、グループで併設のロッジ翠峰荘に泊まっての皆子山登山送迎案内付というプランも、これで受付開始となるのは登山者には朗報。

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▲交流の森向山からの京都府最高峰皆子山

交流の森の川向かいの山へ

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北山分水嶺クラブは、花背峠から佐々里峠までの分水嶺にとどまらず、別所、花背、広河原、久多、百井の分水嶺の里をめぐる山や尾根を中心にして見まわりを続けています。

今日は先の井ノ口山から片波山に続き花背大布施町からピーク656を経てピーク756へ登り花背八桝町へのオソゲ谷左岸尾根を下ってみました。

簡単にいうと交流の森センターの川向かいの山並みということになり、これで花背ひとまわりもひとまず完了。

高い山ではないのですがそそり立っていて取り付きがちょっと手ごわいのですが、送電線が越えていて山上ではその巡視路があり、峰床山からセンターまでの広大な山村都市交流の森と皆子山、桑谷山が一望でき、さながら展望歩道といったところです。

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シャクナゲの森を抜けたピーク756は深い樹林の山で、山頂北側には訪れる人もいない静寂の大杉の森があってこれまた感動的です。

道なき尾根を下ると伐採地へ出てユズリハの藪と格闘して送電線鉄塔、先の鉄塔の北側にあたりますが、ここまで来れば巡視路もあって最後は掘れた山道で八桝町のバス道へ。

という具合で登り下りの道の整備が必要で、お披露目は後日ということになりますが、きっと北山分水嶺ウォーカーの皆さん乞うご期待です。

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次回6月7日はヒノコから花背へのとっておき皆子山ですが、今日の展望歩道から当日歩くコースもほとんど見えていて楽しみです。

好天の下で峰床山区間踏破!

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昨年は雪化粧の12月、今年は新緑の5月ということで峰床山区間は快適そのもの。

八桝川金剛童子谷歩道からのスタートで峰床山を越えて寺谷峠下ゴールとちょっとバージョンアップの区間ですが、皆さんいい歩きっぷりで予定通りのタイムで踏破。

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お疲れさまでした。

交流の森分水嶺弁当、今回も現地宅配ほかほか弁当で結構なものでした。

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立派な歩道から山道さらにはけものみちといろんな道を歩き、大杉や混生林に親しみ、随所で北山比良大パノラマを楽しんでいただき、次回例会6月7日の皆子山への確かな手ごたえをつかんでいただけたかと思います。

DSC04083またチセロ山や峰床山のケルン石積みにもご協力いただきありがとうございました。