京都府第4位の高峰光砥山に新ルート

 

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広河原能見町の北側に光砥山(コード―ヤマまたはコウンドヤマ、951メートル)があります。

中央分水嶺の山で、南は桂川、北は由良川流域となる北山きっての自然境で、大都会の近くに広大な原生林があるのは京都だけです。

能見からコウンド谷に古道があって、芦生の森にあったいくつもの山村につながっていていて、今はすっかり細道となり急な谷を歩くことから山慣れた人以外にはつらいものがあります。

能見集落を流れる桂川支流能見川上流から尾根に取り付きピーク857へ登り、稜線伝いに光砥山へ、今日登ってきました。

けものみち状態ですが、少し整備をすればコウンド谷道よりも無理なく登ることができそうで、みなさんにもこの道を通って登っていただきたいと考えています。

道々スギなどの大木が多くあって、自然の豊かさには目を見張るものがあります。

今日は雲の中でしたが、晴れていれば山頂から花背峠からの北山分水嶺を一望することができます。

芦生の森外縁の原生林を楽しんだ後は、もちろん険しいコウンド谷道の様子を見ながら下りました。

分水嶺歩きで北山に慣れていただけば、こうした北山の自然境も無理なく歩くことができます。

光砥山への分水嶺歩きは7月18日と9月20日にありますので、まずはこのあたりを目標に頑張っていただきたいものです。

DSC03526(先日行った鍋谷山からの光砥山)

やっとタカセへ行くことができた!

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タカセという山を知ってますか。

北山分水嶺マップにも載せていない山ですから、ほとんどの方はエー?ですよね。

八桝の小学校校歌で歌われていることを交流の森スタッフから聞かされていたのですが、今日やっと登ることができました。

雲取山北側の900メートルコンターのピークで、マップにあるタカセ谷の源頭にあります。

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林道を歩いてタカセ谷入口へ行き、急斜面の植林地を登って尾根に出て大杉を見ながらさらに登るとタカセです。

その手前で峰床山が木立ごしに見えますが、山頂は森の中でさらに進むと雲取山も望むことができます。

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雲取山は大きな山で四方に大きな尾根を延ばしていて北西尾根の最高点がこのタカセということになり、高さで11メートル違うだけで大布施からは雲取山は聳え立つタカセに隠れて見えないのです。

ハタカリ峠という古い峠をすぎて、下りは北西尾根、別所から花背大布施へのバス道の西側の尾根からイナヤ谷へ下りひとまわり。

集落へ出る手前では咲き誇るクリンソウの出迎えもあって感激。

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一部ふみあとがあるもののほとんどが道なき尾根で、歩きやすいところを探して歩いたのですが、見まわりとしては最も歩きがいのあるコースでしたが、皆さんとは道の整備を進め歩きやすくなったら例会に取り上げたいと思います。

 

ダンノ峠から鍋谷山見まわり

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5つの北山分水嶺の里の、今日は広河原へ。

花背峠からの北山分水嶺歩きは佐々里峠までですが、日本海と太平洋を区切る中央分水嶺はさらに西へ、ダンノ峠から仮に八丁山と呼ぶピーク892を経てソトバ峠へ続いています。

広河原の南側には、ソトバ峠手前で衣懸坂、鍋谷山、そして伏状台杉群の井ノ口山へ向かう尾根がのびています。

菅原から廃村八丁へのダンノ峠へ登り、八丁山で峰床山を望みながら昼食を取り、衣懸坂から北に南に北山の大パノラマが広がる丹波広域林道を歩き、林道最高点818mから鍋谷山を往復し、道なきオリ谷右岸尾根を下ってスタート地点へ、というコースで歩きました。

好天で遠くまできれいに見えシャクナゲも満開で、楽しい見まわりとなりました。

衣懸坂まではまずまずの道の状態でしたが、鍋谷山への尾根道は林道が寸断し通る人も少ないようで気がかりですが、今日は林道歩きでトンガリピークが続く尾根歩きよりも早く鍋谷山下へ到着。

菅原へ下る尾根はエスケイプルートとしての役割を担いますが、境界の切り開き道もあちこちで藪に埋まって楽ではありませんでしたが、スギやヒノキの大木が残り、木立の切れ間から間近に峰床山が見れていいものでした。

ツアーコースとしては佐々里峠から衣懸坂、衣懸坂から井ノ口山という区切りで歩いていただくことになると思いますが、興味のある方はグループで臨時例会という方法もありますので事務局へご相談下さい。

 

鞍馬尾根例会は大好評!

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花背峠から佐々里峠への北山分水嶺歩きであるが、分水嶺へ至る山歩きと二本立てというのが今年の北山分水嶺クラブ例会。

花背峠へ鞍馬尾根からということで今日多くのご参加をいただき大好評で完歩することができて、関係者一同嬉しいかぎり。

扶桑橋の経塚からの尾根は急で心配したが杞憂で難なく通過でき、鞍馬山往復もでき、天狗杉からの京都市街の大観もゆったり味わえた。

交流の森特製分水嶺弁当ハーブティ付も林道脇の美しい二次林のなかで味わえたことも印象深いものであった。

北山分水嶺やそれに至る尾根には、自然や歴史が色濃く残り味わい深い。

次回は5/17(日)峰床山区間、多くのご参加をお待ちしています。

八丁平見まわり

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連休スタート、山歩きが楽しい季節です。

この頃の北山は花が次々と咲き木々は若葉を広げ、刻々と装いを新たにします。

今日29日は八丁見まわり、フノ坂、俵坂峠、オグロ坂峠からが一般的ですが中村乗越からのコースもよく利用されるのでこちらもチェック。

鎌倉山とあわせて歩く人も多いので、坊村から鎌倉谷右岸尾根の見まわりルートからこの稜線の途中へ出て様子を見がてら、オグロ坂から八丁平へ入り下山に中村乗越の道を通って様子を見ることに。

中村のある大津市葛川地区は花折断層の深い谷で、八丁平とは花背側以上に高度差があって登り下りは楽ではありません。

今年は雪による倒木が少なく道の状態は良好で、20人ほどの人たちと出合いましたが天気もよく皆さん快適に歩いていました。

八丁平のトチノキ大木はちょうど若葉が出る頃でしたが堂々たる姿で、道脇にはオオカメノキが花を咲かせ、渓流脇の湿原ではコケの緑も濃くなってきて見ごたえがありました。

ブナ混生林の高層湿原は北山の良さがいっぱい詰まった素晴らしい場所であり、毎月のように見まわりで訪れていますが刻々と変わる様子はいつも感動的です。

峰床山を望む八丁平は、皆さんも例会だけでなく季節ごとに足を運ばれることをお勧めします。

交通不便な深い山ですので山友達とグループで行くのが安心で、交流の森の北山分水嶺クラブ事務局へご相談いただければサポートさせていただきます。

めざせ!鞍馬尾根から北山分水嶺へ

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5月3日(日)の例会下見に行ってきました。

鞍馬からまちなみを抜けて扶桑橋の経塚から登り鞍馬尾根へ。

稜線手前の急登を頑張れば稜線へ抜け出ます。

北山分水嶺の旧花背峠、天狗杉、花背峠、杉峠、天ヶ岳の山並が素晴らしい絶景ポイントの憩いは格別です。

近くの奥鞍馬山というべきピーク634に鞍馬山を見に往復した後は、二次林の美しい森を歩きピーク700へ。

このあたりが交流の森特製分水嶺弁当を開いていただく場所になります。

このあたりから林道となり北山杉の森の中をひと頑張りで旧花背峠に到着です。

そして天狗杉へ登り、京都市街を眺めてから花背峠へ。

道の状態もまずまずで、下見も楽しいかぎり。

当日の天気も晴れ予報ですので、多くのご参加を。

 

今日の見まわりは久多から桑谷山

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交流の森の北側に桑谷山はあり、大悲山口から桑谷を経て登山道があって、森は深く展望もいいことから昔から山慣れた人が好んで登る山です。

マイカーの人には久多峠からのコースも人気です。

こちらは桂川と安曇川を区切る北山分水嶺であり、6月の例会で皆さんにも歩いていただきますが、今日はこちらの岩場に群生するシャクナゲの様子も気になりひとまわり。

スタートは久多峠下、送電線鉄塔があって絶景のピーク801へ巡視路を使って登りました。

久多宮ノ町が眼下に、鎌倉山と白倉岳を両脇に比良武奈ヶ岳を見ながらの素晴らしいコースです。

シャクナゲの岩場、東峰、西峰と見まわり、帰路は801から久多峠へ出て旧道を下りました。

シャクナゲの森は何と蕾がひとつだけで、今年は残念ながら花の少ない年のようで残念。

今日は今月では珍しく好天で、山上からの北山比良の大パノラマをひとり堪能させてもらいました。

久多峠は車道が開通するまでの歴史を旧道の掘れた道形は物語っていて、いつ訪れても味わい深いものがあります。

ということで久多峠下から登り下りを別ルートで歩くことができましたが、皆さんにも歩いてもらいたいくらい素晴らしいコースでした。

北山分水嶺歩きは楽しい!

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昨日は北山分水嶺歩き第二回目で朝から雨で予定と逆回りとし、進化を続ける分水嶺弁当をこもれびの森休憩舎で。

午後からは幸い雨も止み、チセロ山から小野谷峠までの樹林の美しい分水嶺を楽しむことができた。

道みち歩き方のトレーニングもしていただきながらで予定よりもいいペースで。

か細い森の小道は足元が不安定で枝も張り出していたりで、無駄な力を使わず体重移動重視で抜き足差し足のイメージで歩くと安全快適。

スノーシューやダブルストックの歩き方とも共通する考え方であり、森のいきものでいえばクマの歩き方がこれに近いものです。

これに加えて急斜面などでは手でホールドを的確に掴み確保できれば、言うことなしです。

歩き方がよくなると疲れることもなくなり、周囲もよく見え音もよく聞こえるようになり分水嶺歩きはどんどん楽しいものになります。

これから季節もよくなりますので、より多くの方とご一緒に分水嶺歩きができるよう願っています。

 

八丁平・峰床山の春

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今日16日は寒気がやっと抜けて穏やかな天気となり、やっと八丁平・峰床山へ足をのばすことができた。

大見で冬期通行止となっていた車道がこの間で開通し、尾越を経て登山口二ノ谷へ入れるようになったからだが、ここからだとフノ坂を越えて無理なく入山することができる。

見まわりは、八丁平西側をまわってクラガリ谷から峰床山へ登り、展望ベンチから尾根伝いに俵坂峠を経て二ノ谷管理舎へ向かう一周コースを取る。

フノ坂を越えた出だしからシカ親子の出迎えを受ける。

主のような態度に驚くが、どうも雪に埋まる冬にここだけ雪のない沢筋で出会った親子のようで、越冬したにちがいない。

タムシバなど木の花はあるが草の花はまだ雪が融けて間がないのか皆無で、春の八丁平といっても静寂境であるがこれはこれでまたいいものだ。

ともあれ冬の雪による倒木の道塞ぎなど今年は大きなものがなかったことは幸い。

クラガリ谷源頭でやっとイワウチワの群落が現れ、可憐な花々を見てひと息入れる。

山頂往復の道すがらブナの木を探してまわり、新しい板に張り替えられた展望ベンチまで来るとこのイワウチワの花園状態となり、春はこうでなれればとひとり至福のひと時を。

後は俵坂峠を経て尾根伝いに市有林管理舎のある二ノ谷へ向かうが、植林の管理は行き届き自然林が片側に残されて明るく気持ちのいい道だ。

今年の北山分水嶺歩きのスケジュールでは八丁平は秋予定となっているが、来年など春にしてこの時期の様子も見てもらいたいと考えていますので、乞うご期待。

8日は井ノ口山から片波山へ

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春の峰床山・八丁平の様子をと思っていたものの、春には珍しく冬型の気圧配置で山は雪が積もり木枯らしが吹き抜けていて、少し低い井ノ口山・片波山へ。

ここはエリアではないが、交流の森センターの向かいの山であり、井ノ口山では伏状台杉群の森が保護されているが、そこばかりか山のあちこちに立派な杉が残る自然境。

能見口から井ノ口山へ登って稜線伝いに片波山へ向かい、山頂わずか手前から丹波広域基幹林道を横切りピーク756を越えて、交流の森近くの八桝橋へ出るコースを見まわる。

峰床山西尾根の大杉の森とはまた雰囲気が違っていて、両方見ていただいて比較をするとおもしろい。

また交流の森向山からは北山分水嶺が一望できるという利点もあって、貴重な存在。

それにしても北山には随所に素晴らしい自然が残されていて、見まわりは楽しい。

8月例会で、今日歩いたコースを逆に歩いていただく予定ですのでお楽しみに。

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