連休スタート、山歩きが楽しい季節です。
この頃の北山は花が次々と咲き木々は若葉を広げ、刻々と装いを新たにします。
今日29日は八丁見まわり、フノ坂、俵坂峠、オグロ坂峠からが一般的ですが中村乗越からのコースもよく利用されるのでこちらもチェック。
鎌倉山とあわせて歩く人も多いので、坊村から鎌倉谷右岸尾根の見まわりルートからこの稜線の途中へ出て様子を見がてら、オグロ坂から八丁平へ入り下山に中村乗越の道を通って様子を見ることに。
中村のある大津市葛川地区は花折断層の深い谷で、八丁平とは花背側以上に高度差があって登り下りは楽ではありません。
今年は雪による倒木が少なく道の状態は良好で、20人ほどの人たちと出合いましたが天気もよく皆さん快適に歩いていました。
八丁平のトチノキ大木はちょうど若葉が出る頃でしたが堂々たる姿で、道脇にはオオカメノキが花を咲かせ、渓流脇の湿原ではコケの緑も濃くなってきて見ごたえがありました。
ブナ混生林の高層湿原は北山の良さがいっぱい詰まった素晴らしい場所であり、毎月のように見まわりで訪れていますが刻々と変わる様子はいつも感動的です。
峰床山を望む八丁平は、皆さんも例会だけでなく季節ごとに足を運ばれることをお勧めします。
交通不便な深い山ですので山友達とグループで行くのが安心で、交流の森の北山分水嶺クラブ事務局へご相談いただければサポートさせていただきます。