先週土曜の寺山スノーシュー、悪天で中止としましたが残念でした。
下見をして寺山のとっておきの森も見てもらおうと準備してましたが、こればかりはどうしようもないですね。
今日は雪の残り具合を見るべく、久多から寺谷峠あたりをひとまわりしてきました。
予想以上にほとんど消えてびっくり、明日からまた冬型の気圧配置に戻るようですが3月6日の大杉の森から峰床山は山上でスノーシューができるくらいで登り下りは歩きとなると思われますので、スノーシューに慣れてない方も含めご希望の方は歩きでも素晴らしいコースですので多くのご参加を。
寺谷峠は京都近在では抜きんでて多く作られたという久多の炭を花背経由で鞍馬へ運ぶ時に使われた峠ですが、下は砂防堤、林道で風情は台無しですが掘れた峠道は健在です。
塔手前の巻道部分はさすがに手入れされていないので埋もれたり崩れたりで消えかかっていて、ルートがわかるように少し整備しながら登りました。
峠からは分水嶺を西に進み、木立ごしに峰床山から大杉の森尾根が見えるピーク796へ行き、北面の雪の残り具合を見ましたが谷間にまだらに残るだけでした。
帰路は桑谷山を見届けてからコクンド谷左股と右股の間の尾根を下るルートを取りましたが、かつての山道が断続的に残っていて難なく林道へ。
道なき尾根を行くのも楽しいことですが、古道を踏みしめて歩くのもまた北山ならではのもので味わい深いものです。