京都 花脊(はなせ)リゾート 山村都市交流の森

イベント情報

分水嶺を歩く②

5月21日(水)に分水嶺を歩く②を開催しました。

花背峠から佐々里峠までの道のりを7回に分けて歩く「分水嶺を歩く」シリーズの第2回。

今回は佐々里峠から小野村割岳までを歩きました。

本ルートは由良川と桂川の分水嶺となっており、原生林で有名な芦生と広河原との境界です。

今回はあいにくの雨模様…。

それでも、霧雨に煙る原生林はまた格別です。

ブナの大木に見送られながらスタートしました。

倒れた大木から多くの若木が芽を出し、育っていました。

自然の森ではそれぞれの生き物に役割があり、余分な物や無駄な物はありません。

倒れた木でさえも自分の役割を全うしているように見えました。

途中、とっておきの寄り道をしました。

大杉の森です。

片波や井ノ口の伏条台杉とはまた雰囲気の違う大杉(台杉)がそびえていました。

横方向への張りは片波や井ノ口に譲るかもしれませんが、一つの個体としての存在感は勝るとも劣らない素晴らしいスギでした。

本ルートはスギが大変多いルートでした。

尾根筋にもスギが点在し、花背に良く見られるアカマツやモミ、ツガなどは全く見られません。


お昼を食べ、いよいよ本日の目的地小野村割岳を目指します。

ガイドの檀上氏に地図の読み方を教えてもらいます。

小野村割岳に着くころには雨もあがり、日も差してきました。

小野村割岳は昨年、山林火災があり、その傷跡がなまなましく残っていました。

多くの樹木が立ったまま火に焼かれ枯れてしまっています。

火災は悲しいことですが、この豊かな森は長い時間をかけ、きっと再生していくことと思います。

そう思わせる力強い森でした。


この曲がりくねった木はなにかお分かりになるでしょうか。



トチです。

地形を見るとなんと尾根の頂上、どてっぺんに生えています。

通常は谷筋の水の多い箇所でしか生きていけない木です。

芦生がいかに水に恵まれているのかがわかる写真だと思います。

他にもカエデ類もハウチワカエデやテツカエデなどの比較的大きな葉を持つカエデが多かったです。

大きな葉は逃げてゆく水分も多いため、水の少ない尾根付近ではあまり見かけません。

トチやホオも他地域で見るよりも全体的に葉が大きいように思いました。

やはり芦生付近には独特の世界が拡がっています。


今回のイベントも参加者の方に大きなケガなく終わることができました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

「分水嶺を歩く」シリーズはまだまだ続きます。

ご希望の回だけの参加も大歓迎です。是非ご参加ください。

イベントはすべて事前申込み制です。
お問い合わせフォーム、または往復ハガキに参加希望者全員の住所、氏名、性別、年齢をご記入のうえ事務局までお送りください。
お申し込みは原則として開催の1か月前からです。応募多数の場合は抽選となります。先着順ではありません。